対話からの出発 ――住民第一主義をめざして 吉田健一対談集

2021年刊。 吉田健一 著/ 定価(本体1,500円+消費税)/ 四六判並製/320頁/分野:政治/地方自治/ ISBN978-4-8420-9532-5

◆活発な自治は地域社会の活力のあらわれ◆
活発な自治は地域社会の活力のあらわれである。活発な自治があるところには、活発な営利非営利の事業活動があり、活発な教育文化活動がある。そして活発な地方自治と活発な経済文化活動は経済活性化をもたらす。


書籍


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主要目次

対談1 学校教育を広い視野から考える 対談者:野間 マリア 綾子 さん(グアム語学学校校長)
 グアムの語学学校で仕事をするようになるまで/日本で不登校だった子がグアムでは登校できているという現実/他
§エッセイ@ いつも考えている大切なこと
対談2 民間のよさをどう行政に生かすか 対談者:洞 駿 さん(スカイマーク社長)
 航空会社をつくりたいと思い立ったときのこと/公務員は安泰か?/屋内人工スキー場に風速計を設置したときのこと/他
対談3 デジタル・ガバメントと日本の将来 対談者:平 将明 さん(衆議院議員・内閣府副大臣)
 日本はIT化に遅れをとった。各国との状況の相違/国と自治体の間の「目詰まり」/他
§エッセイA 教育と経済
対談4 児童虐待とは何か、その対応は? 対談者:大塚 俊弘 さん(医師・長崎県精神医療センター院長)
 児童相談所も婦人相談所も1つの組織にするのがよい/仕事の押し付け合いと非効率が問題をおこす原因になる/他
対談5 被災者が被災者支援の活動をおこす! 対談者:兼子 佳恵 さん(石巻復興支援ネットワーク代表理事>
 怖かった大地震。でも1か月後に活動を始めた/自分たち被災者が被災者支援の活動をおこす/他
§エッセイB 家庭を大切にしたい
対談6 本当の市民自治をどう実現するか? 対談者:福嶋 浩彦 さん(元消費者庁長官・元我孫子市長)
 すべて市民の見ているところで/大切なのは情報公開/要介護認定をめぐり我孫子市が国を動かす/他
対談7 自治体発で信頼される政治をつくる 対談者:本吉 達也 さん(元石川県羽咋市長)
 報道記者から市長へ/30%台の投票率。なぜ、こんなに関心が低いのか/市民感覚なき「行政のプロ」に改革はできない/他
§エッセイC 一生を通して生きがいがあり、楽しみが見つかる
対談8 介護保険の現状から地域の介護を考える 対談者:小竹 雅子 さん(市民福祉情報オフィス・ハスカップ主宰)
 福祉にかかわるきっかけ/介護保険法が成立したころ 「サービスを利用する本人に自己決定権がある」/他