2020年刊。 蒲澤晴美 著/ 定価(本体3,000円+消費税)/ A5判上製/160頁/ ISBN978-4-8420-6594-6
◆保護の「客体」ないし「依存者」と見なされていた高齢者が「主体」として生きることへの提言◆
高齢女性グループを行動主体として捉え、それが人間らしい仕事の形成あるいは獲得に向けて、どのような営みを築き上げているのかを分析する。
その主体的な営みこそが、高齢女性によるグループ経営を継続させる力になる。
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主要目次 【序 章】農村で活躍する高齢女性グループ エイジングとジェンダー/分析視角――「人間らしい仕事」/S県農村地帯の事例/構成 【第1章】高齢女性グループの組織内関係 はじめに/組織の概要/組織内管理の実態/小括 【第2章】高齢女性グループと家族・集落との関係 はじめに/多様な農村とグループ/活動継続の阻害および促進/小括 【第3章】高齢女性グループと地域諸団体との関係 はじめに/市町村自治体との関係/農協等直売所との関係/県・農林振興センターとの関係/小括 【終 章】高齢女性グループ経営の継続性 得られた知見/「人間らしい仕事」の獲得 |