国際政治史講義 ――20世紀国際政治の軌跡

2021年刊。 滝田賢治 著 / 定価(本体3,000円+消費税)/ A5版並製/368頁/ ISBN978-4-8420-5584-8

◆二つの世界大戦と米ソ冷戦期を総括し、21世紀を展望する。◆
20 世紀は人類史における一大転換点であったと後世の歴史家は評価することになるであろう。「人は自分の生きている時代を誇大視する」傾向があるとはいえ、20 世紀に起こった数えきれない戦争・革命・ジェノサイドや全人類を一瞬にして絶滅させる核兵器が登場したことを想起するだけでも、この世紀が人類史において異常な世紀であったと言わざるをえない。 (まえがきより)
著者40年の研究・教育の成果を注ぎ込んだ国際政治史の教科書。


書籍


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主要目次

序 章 産業革命と近代資本主義の生成

第1章 第一次世界大戦――発生の背景・経緯・結果
  第1節 大戦発生の背景
  第2節 大戦の展開
  第3節 大戦の結果と国際政治史的意義

第2章 戦間期の国際関係――1920年代と1930年代
  第1節 「相対的安定期」としての1920年代
  第2節 世界恐慌と「ブロック化」の1930年代
  第3節 日本の対応―満州事変と日中戦争

第3章 第二次世界大戦の発生・展開・終結
  第1節 第二次世界大戦の構造と性格
  第2節 連合国の結成と無条件降伏方式
  第3節 第二次世界大戦の展開
  第4節 ソ連の対日参戦と日本の降伏

第4章 戦後国際秩序構想の形成
  第1節 アメリカにおける戦後構想の前提
  第2節 戦後国際秩序構想をめぐる動き

第5章 第二次世界大戦の終結と前後の国際地域情勢
  第1節 大戦終結期の状況―人的・物的被害とその背景
  第2節 連合国の旧枢軸国への対応―講和条約と国際軍事裁判
  第3節 ヨーロッパと周辺地域情勢
  第4節 東アジアと周辺地域情勢
  第5節 南アジア地域情勢
  第6節 オセアニア地域情勢

第6章 アメリカ主導の対日占領政策

第7章 現代国際政治と冷戦
  第1節 冷戦
  第2節 冷戦の遠因―大戦中の潜在的米ソ対立
  第3節 冷戦の近因

第8章 戦後秩序形成と米ソ冷戦の発生
  第1節 米ソ冷戦の構造化―四つの段階
  第2節 アメリカにおける冷戦体制の強化
  第3節 ソ連の冷戦対応

第9章 冷戦発生・激化期の世界情勢
  第1節 西欧地域―経済復興と植民地の喪失
  第2節 中近東地域―英仏の撤退とアメリカの台頭
  第3節 アジア地域―植民地の独立と朝鮮戦争・インドシナ戦争
  第4節 日本―対日講和条約と冷戦の最前線へ

第10章 冷戦の中の「雪解け」と核軍拡

第11章 キューバ危機と世界の多極化

第12章 大変動する国際関係――米中接近、ヴェトナム戦争の終結、ブレトン・ウッズ体制の崩壊、米ソ・デタント

第13章 新冷戦の発生

第14章 「歴史としての冷戦」の終結

第15章 冷戦後の世界

終 章 20世紀国際政治の軌跡